やんばる通信

 

2023年09月03日

 9月3日は、久しぶりに山歩きをする仲間と、十数年前に見つけたホザキヒメランのその後の様子を確認しに行って来ました。過去の記憶を辿りながら着いた場所で手分けして探しましたが、私にはすぐにそれとわかる小苗が見つかりました。以前は開花株であったものが、それはなくて小苗だけがかろうじて一株残っていましたので一安心です。次に、タネガシマムヨウランのポイントへ案内しましたが、前回よりも多く開花していて、今年は虫の被害もなく順調に満開しそうです。そして、以前確認してあったユウヅルエビネらしき株の確認をしに行きましたが、開花したのを見るとオナガエビネのようでした。林道沿いでは、この時期の森からの贈り物、美味しいシマサルナシがどっさりと実っているのに出会いました。また、準絶滅危惧種のリュウキュウウラナミジャノメが足元1m位の所へ止まり、私を写してと言わんばかりに、しばらくじっとしていてくれました。忙しく飛び回っていてばかりでなかなか撮影しにくい蝶なのに、珍しいこともあるものです。

   
ホザキヒメラン

   
タネガシマムヨウラン

   
タネガシマムヨウラン

   
オナガエビネ

   
オナガエビネ

   
ツルラン


シマサルナシ


シマサルナシ


シマサルナシ


リュウキュウウラナミジャノメ


リュウキュウウラナミジャノメ