やんばる通信

 

2021年07月18日

 7月18日は、山歩きの仲間たちと一緒にやんばるの森に行って来ました。目的は、この時期に咲くユウヅルエビネ、ツルラン、オナガエビネ、シコウラン、カシノキランの開花を見ることでした。森の中に入ってすぐ、導かれるように綺麗なピンク色のユウヅルエビネが見つかりました。この日咲き出したと思われる新鮮な花で、満開の時期を当てて再度確認しに行こうと思います。オナガエビネもツルランも開花していました。高木に着生したシコウランが数株見つかり、その一株が綺麗に開花していました。しかも、貴重なピンク色の花でした。カシノキランも膝元から高い位置までびっしりと着生した株が沢山見つかりましたが、ほとんどの株が満開でした。中には、初めて見る緑花がありました。森に入ったら、ルートを外れてずっと藪漕ぎでしたから、このように貴重な野生ランに出会えたと思います。目的としていた全ての花に出会えたことは、幸運でした。近くでは、ムロトムヨウラン、ヒナノシャクジョウ、キノコの仲間が発生していました。また、沖縄では滅多に見つからないミズヒキの花が咲いていました。そして、1m程もある巨大なヒメハブ、リュウキュウヤマガメにも出会いました。

   
ユウヅルエビネ

   
オナガエビネ

   
ツルラン                         ムロトムヨウラン

   
シコウラン

   
カシノキラン

   
カシノキラン 緑花


イワヒトデ


ヒメハブ


リュウキュウヤマガメ


ミズヒキ

   
ヒナノシャクジョウ                      タイワンヒヨドリ

   
キクバナイグチ                        ツブイボタケ?


キノコの仲間