2021年05月02日
5月2日、やんばるの森に行って来ました。森の中に入る前に、丁度開花時期のカントンアブラギリを見に行きました。今年は、ほとんどの株が満開状態で見事でした。「五月の雪」という別名がありますが、まさに樹冠一杯雪が降り積もっているようでした。森の中では、開花時期のムヨウランの仲間を探しましたが、果実になっていたり、蕾を沢山上げているものの、開花にはまだ早いものが沢山見つかりました。また、石灰岩の山にしか生育しないはずのオオナギランの大株が数株見つかり、驚きでした。年末の開花時期には、観察に行きたいと思っています。そして、リュウキュウアオヘビ、リュウキュウヤマガメに出会いました。 場所を変えて行った別の森では、気になっていたガンゼキランがかろうじて残っていました。近くでは、キンギンソウ、チャボイナモリ、ユウコクランの花が咲き、ヒダウロコタケが発生していました。 林道沿いではクワノハイチゴの実が真っ赤に熟し、赤いホウロクイチゴ、黄色いリュウキュウイチゴがまだ残っていました。また、ブソロイバナの群落があり、一斉にに咲いていました。そして、リュウキュウマメガキの花も見つかりました。フギレフカノキ、タラノキの群落もありました。 |