2021年04月18日
4月18日、やんばるの森でもなかなか入れないポイントへ行って来ました。急勾配の谷間を木をつかみながら滑るように下りて、ようやく渓流に着きました。久しぶりに見るアマミスミレは、やはり開花していませんでした。数十年にわたって何十回も観察を続けていますが、一度も開花を見たことがありません。生育場所が日当たりが悪くて暗いので、開花しないのだと思います。ヤクシマスミレは、渓流沿いの岩場でよく咲いていました。また、チャボイナモリ、クニガミサンショウヅル、ヒメナキリスゲ、アオジクキヌランの花が咲いていました。そして、ムヨウラン、ヒメトケンラン、リュウキュウカイロラン、リュウキュウアリドオシが果実を付けていました。マメヅタラン、カンラン、キクシノブ、ヨウラクラン、ナンカクラン、ヒメミゾシダが見つかりました。ナンバンアワブキの花が沢山落花していて、川面を埋めて綺麗でした。渓流なので、リュウキュウハグロトンボがよく飛び交っていました。 林道沿いでは、美味しいリュウキュウイチゴが黄色の実をどっさり付けていました。 |