2020年12月20日
12月20日、FBフレンドを案内して、やんばるの森へ行って来ました。瑠璃色が見たいとリクエストがありましたので、前回と同じルートへ行きました。この時期にヘツカリンドウの花が咲き、いろいろな果実が色づく森です。林道沿いでは、ナンバンギセルが沢山発生し、タンゲブ、オキナワシャリンバイ、シシアクチの実が黒く色づいていました。雨が続いていたせいかアラゲキクラゲが発生していました。森の中ではヘツカリンドウがあちこちで満開でした。沖縄のヘツカリンドウは株ごとに色合いや花弁の形などが違うので、興味深いです。また、センリョウの朱色の実、マンリョウ、アオノクマタケランやボチョウジ、ハクサンボク、リュウキュウミヤマシキミの真っ赤な実、リュウキュウルリミノキ、マルバルリミノキの綺麗な瑠璃色が森に華やかな彩りを添えていました。なかなか見つからないケシンテンルリミノキは、かろうじて一つだけ淡い瑠璃色の実を付けていました。また、ルリシャクジョウのポイントでは手分けして探してもらいましたが、直ぐに、「これですかあ」と見つけていました。薄暗い森の中で見る瑠璃色の花は、妖しいほどの存在感があります。そして、渓流へ下りましたが、トクサランの花はもう終わっていました。気の早い、サツマイナモリが早くも蕾を上げていました。 |