やんばる通信

 

2020年11月08日

 11月8日、やんばるの森へ行って来ました。今回の目的は、クニガミシュスランの開花確認と撮影でした。クニガミシュスランは、あちこちの森の中で沢山確認しているのですが、なかなか開花に出会えず、数年来探していますが出会うことが出来ずにいました。ところが、数カ月前に蕾を上げている株を数か所で見つけました。そこで、開花予想を立てて今回の山歩きとなったわけです。森の中では、アリモリソウやマルバハグマ、リュウキュウハイノキが咲き出していました。また、センリョウの朱色の実が色づき、ルリミノキが綺麗な瑠璃色になり始めていました。目的のクニガミシュスランは、数か所で幾つもの花が咲いていました。数年ぶりの確認で、皆大喜びでした。次はいつ出会えるかわからない気まぐれな花なので、これでもかというくらい沢山撮影しました。また、カゲロウラン、トクサランの花が咲いていました。そして、シマシュスラン、ヤクシマアカシュスラン、チケイランの果実が見つかりました。ヤッコソウが、イタジイの根元に沢山発生していました。
 林道沿いでは、ナンバンギセルが発生し、タンゲブの実が黒く色づき始めていました。

  
タンゲブ                                アリモリソウ


マルバハグマ

  
タシロルリミノキ

  
カゲロウラン

  
フモトシダ                               リュウキュウハイノキ


ヤッコソウ
















  
クニガミシュスラン

  
クニガミシュスラン

  
クニガミシュスラン

  
クニガミシュスラン

  
ヤクシマアカシュスラン                        シマシュスラン

  
チケイラン                              トクサラン

  
センリョウ                              ナンバンギセル