やんばる通信

 

2020年09月18日

 9月18日、二ヶ月ぶりにやんばるの森へ行って来ました。森の入り口に、ナンバンギセルがありました。森の中では、トキワヤブハギやハシカンボクが咲き出していました。今回の目的の一つであるタネガシマムヨウランは、数か所で確認できました。中でも、一昨年大群落を見つけましたが、昨年はほとんどが虫にやられて酷い状況だったポイントで、見事な群落が復活し、丁度満開状態で咲いていたのには感動しました。また、沖縄ではなかなか見かけないミズヒキが花を咲かせていました。最近、雨が多かったせいか、ホコリタケやシロオニタケ、ヤマドリタケモドキ、その他名前の確認できないいろいろな種類のキノコが発生していました。森の中では、あちこちでオナガエビネが紫色の優雅な花を咲かせていました。カゲロウランがヘゴの倒木に綺麗に並んで生育しているのが見つかりました。開花するのが楽しみです。ヤクシマアカシュスランやリュウキュウサギソウが蕾を付けていました。開花時期を見計らって、撮影しに行きたいと思います。

  
ナンバンギセル


トキワヤブハギ

  
ハシカンボク                             シロオニタケ

  
タネガシマムヨウラン

  
タネガシマムヨウラン


ミズヒキ


ミズヒキ 雌花

  
ミズヒキ  雄花

  
オナガエビネ


ホコリタケ

  
キノコの仲間

  
キノコの仲間

  
キノコの仲間

  
キノコの仲間

  
ヤマドリタケモドキ

  
カゲロウラン                               ヤクシマアカシュスラン

  
リュウキュウサギソウ                         イタジイ