やんばる通信

 

2020年06月19日

 6月16日、約2ヶ月ぶりにやんばるの森へ行って来ました。嫌なコロナのせいで、やんばる3村からは来村自粛要請が出ていましたから、この時期に咲いているだろう花のことも気になりながら、ずっと我慢していました。ようやく解除になったので、山歩きの仲間同士連絡を取り合って、早速イナバランの開花確認に行って来ました。従来からイナバランのポイントとして知っている場所から、かなり離れた場所でそれらしき株を見つけていましたから、その両方の比較確認もしたかったのです。タイミングよく、両方の花が綺麗に開花していましたので、その比較検討のために画像を並べてみました。葉の形状が明らかに違うこと。唇弁の基部中部は縁が櫛状に分裂していますが、その数が違う等、別種ではないかとずっと思っています。
 森の中では、ヒサカキサザンカ、アオノクマタケランが開花し、イリオモテヒメラン、チャボイナモリ、巨大なヒダウロコタケ等が見つかりました。久しぶりに入る森の中の空気に、すっかり癒されました。
 林道沿いでは、コバノミヤマノボタン、ノボタン、コンロンカ、ヤンバルセンニンソウが咲き乱れていました。また、滅多に見かけないアカバナルリハコベが咲いているのに出会いました。向かい側の山では、ギョボクが見事に満開していました。
 待ち合わせ場所では、植栽のアマミアラカシが結実していました。














イリオモテヒメラン

  
イナバラン                               イナバランモドキ

  
イナバラン                               イナバランモドキ

  
イナバラン                               イナバランモドキ

  
イナバラン                               イナバランモドキ

  
アオノクマタケラン


チャボイナモリ

  
コバノミヤマノボタン

  
ノボタン


ノボタン

  
ヒサカキサザンカ                          ヒダウロコタケ

  
コンロンカ

  
ヤンバルセンニンソウ

  
アカバナルリハコベ

  
クロツグ

  
オキナワクルマバナ                       リュウキュウマメガキ


ギョボク


ギョボク

  
アマミアラカシ