2019年12月17日
12月17日、本土の植物写真家のリクエストに応えるため、その植物を確認しながらやんばるの森へ行って来ました。偶然にも、林道に入ったばかりの所に、リクエストのハマサルトリイバラの完熟直前の果実がたわわに実っていました。側には雄花も咲いていました。また、もう一つのリクエストであるサツマサンキライの果実もすぐに見つかりました。そして、オキナワヤブムラサキも綺麗な赤紫色に色づいていました。近くでは、気の早いヤブツバキが開花していました。しかも、小輪で綺麗な赤紫色の端正な花でした。 この時期の森の中は、センリョウ、マンリョウ、ハクサンボク、アオノクマタケランの真っ赤な実、タシロルリミノキ、マルバルリミノキの瑠璃色の実が沢山で、華やいでいました。渓流に下りると、炭窯跡がありました。また、リュウキュウアイの群落がありました。そして、トクサランが綺麗に咲いているのがありました。名前の分からない、初見のキノコにも出会いました。近くには、オキナワスズムシソウ、アリモリソウ、ケイノコヅチ、オナガエビネ等がありました。中でも、ツルランは全く開花時期ではないのに、開花直前の蕾を付けていました。 林道沿いでは、リュウキュウハナイカダの雄花と雌花が咲いているのが見つかりました。また、ハマナレンの花が咲いていました。そして、ツルグミが早くも開花していました。 |