やんばる通信

2019年12月10日

 12月10日、やんばるの森へ行って来ました。例年だと丁度開花時期である、ヒメフタバランの撮影とサザンカの変わり花を見つけるのが目的でした。こちらの森も、センリョウ、マンリョウ、リュウキュウツルコウジ、ナガミボチョウジの真っ赤な実、タシロルリミノキ、マルバルリミノキの瑠璃色の実が沢山で、森に彩りを添えていました。おかしな事に、いつもの年なら沢山発生する場所に、ヒメフタバランは一本も出ていませんでした。また、サザンカとヤブツバキの自然交雑種らしき株をを見つけることは出来ましたが、蕾が付いていなかったため、確認は出来ませんでした。リュウキュウハナイカダの2種類の斑入り、タイワンアキグミ、イタジイ、ナンバンキンギンソウの斑入り株が見つかりました。また、美味しいアラゲキクラゲが沢山発生していました。そして、トクサランが新鮮な状態で開花しているのにも出会いました。なかなか見かけないカンザシワラビの群落も見つかりました。
 林道沿いでは、リュウキュウガネブの雌花が咲いていて、小さな実が付きだしていました。また、ツワブキの花が一斉に咲き出していました。

  
センリョウ                        マンリョウ

  
リュウキュウツルコウジ                         ナガミボチョウジ

  
マルバルリミノキ                   タシロルリミノキ

  
リュウキュウハナイカダ

  
タイワンアキグミ                           イタジイ

  
ナンバンキンギンソウ                     アラゲキクラゲ


アオミオカタニシ

  
トクサラン

  
カンザシワラビ

  
リュウキュウガネブ

  
ツワブキ