2019年10月13日
10月13日、教え子とその家族を案内して、やんばるの森へ行って来ました。子どもたちが、山歩きを体験してみたいというので、家族で来ていました。山歩きの注意点や伊部岳の概要などを説明して、早速登り始めました。途中、森の中の住居跡に寄って、昔の人たちの生活に思いを馳せました。アリモリソウ、リュウキュウコンテリギが咲き、センリョウの実が色づき始めていました。また、オキナワキノボリトカゲの赤ちゃんが見つかり、愛嬌を振りまいていました。頂上へ着き、東海岸の絶景を堪能して、昼食にしました。下山の途中から谷間へ降りて行き、オキナワウラジロガシを目指しました。道すがら、樟脳窯や炭窯の跡を説明しました。手のひらよりも大きなヒダウロコタケが見つかりました。また、オオシマゼミが盛んに鳴いて、秋の訪れを感じさせました。渓流では、リュウキュウハグロトンボが、輝くようなメタリックブルーの姿を見せていました。30分程で到着しましたが、推定樹齢400年といわれる日本一のオキナワウラジロガシは、その大きさ、荘厳なたたずまいで、来る者を優しく包み込んでくれているようでした。 林道沿いでは、いろいろな蝶が飛び交っていましたが、ツマグロヒョウモンのペアリングが見つかりました。飛べずに、地上でバタついていましたから、何枚も撮影することが出来ました。 |