やんばる通信

 

2019年06月11日

 6月11日、やんばるの森へ行って来ました。朝から大雨、洪水、雷注意報が出ていましたので、さすがに森の中へ入るのはやめて、林道沿いの植物を観察して回りました。回り始めてすぐに、ヘツカニガキのびっしりと満開状態の株が見つかりました。開花に出会いにくい花なので、みんな盛んにシャッターを押していました。コバノミヤマノボタンも、沢山咲き出していました。雨に打たれていましたが、ノボタンも風情がありました。白花は、友人が見つけて植えてあるのものです。普通、森の中でしか見かけないヒラタケが林道の枯れ木に発生していました。また、イヌビワが赤く熟していました。そして、念願だったクワノハイチゴの実が真っ赤に熟しているのに出会いました。撮影後、味見をしてみましたが、見た目とは裏腹に、パサパサして美味しくなかったです。ヤンバルセンニンソウも純白の花をどっさり咲かせていました。タカサゴヤガラは、ようやく一株だけ開花しているのがありました。ユウレイランの自生地を数カ所回りましたが、二系統あるのではないかと感じています。


ヘツカニガキ


ヘツカニガキ

  
コバノミヤマノボタン

  
ノボタン    白花

  
ヒラタケ                       イヌビワ

  
クワノハイチゴ

  
ヤンバルセンニンソウ

  
コシダ                           タカサゴヤガラ

  
ユウレイラン

  
新川 ユウレイラン           果実