やんばる通信

 

2019年05月04日

 5月4日、やんばるの森へ行って来ました。目的は、数年ぶりに開花しているというガンゼキランの開花確認でした。前回、集中豪雨でとても山に入れない状態でしたから、花が散っていないか心配でしたが、到着してみると、黄色い花を綺麗に咲かせて待っていてくれました。ここで、かなりの時間をかけて撮影していました。
 次に場所を変えて行った林道沿いでは、お目当てのカントンアブラギリの花が満開でした。例年に比べて、開花している木は少なかったですが、ちょうど真っ盛りの木があってよかったです。近くの山に入ると、ナンバンアワブキが見つかりましたが、残念なことに花が終わって子房が膨らんだ状態でした。開花寸前のタカツルランもありました。レンギョウエビネの大株も見つかりました。
 別の林道沿いでは、ナガミクマヤナギ、ニラバラン、ムカゴソウ、遅咲きのリュウキュウコスミレがありました。気の早いアオノクマタケランが咲き出していました。
 待ち合わせの広場では、ハナハマセンブリが群生していました。

  
ガンゼキラン

  
ガンゼキラン


カントンアブラギリ


カントンアブラギリ


木もれ

  
ナンバンアワブキ                          タカツルラン

  
レンギョウエビネ                        ナガミクマヤナギ

  
アオノクマタケラン

  
ニラバラン

  
ムカゴソウ                             リュウキュウコスミレ

  
ハナハマセンブリ