2019年02月01日
2月1日、やんばるの山へ行って来ました。登山道へ行く途中の桜並木は、今を盛りとよく開花していました。中でも特別に色の濃いサクラがあり、まるで桃の花のようでした。今はヤブツバキの開花時期なので、ツバキの自生が多い山へ行きました。登山道からはずれて、藪こぎで歩き続けました。石灰岩の山は尖った岩が多く、しかもぐらつく岩や空洞になったところがあったりで、慎重に足を運びました。様々な色合いのツバキが次々見つかりました。濃い赤黒いツバキは、とても印象的でした。また、平開咲きで細弁の端正なツバキもありました。そして、綺麗な斑が入ったサザンカが見つかりました。こんな綺麗な斑入りのサザンカはなかなかありません。斑入りのクスノハカエデも見つかりました。周辺には、カツウダケエビネ、ボウラン、アリサンムヨウラン、リュウキュウカイロラン、ボウラン等がありました。ホコリタケや美味しいヒラタケも見つかりました。 林道沿いでは、アオミオカタニシ、コジュウジナガカメムシがいました。また、ヒノキバヤドリギ、ハマビワ、ナガミボチョウジ、ノシラン、シラタマカズラ、リュウキュウツルコウジ、リュウキュウハナイカダの果実がありました。そして、アリモリソウ、オキナワスズムシソウ、リュウキュウコンテリギ等が咲いていました。キイレツチトリモチの群落が、久しぶりに見つかりました。 |