やんばる通信

 

2018年12月16日

 12月16日、県外の方を案内して、やんばるの森へ行って来ました。森へ入るとすぐに、ヘツカリンドウが綺麗に咲いているのに出会いました。一つ一つの株がみな違う模様や花形があって、夢中で撮影していました。また、クニガミシュスランの自生地を確認しましたが、開花している株には出会えませんでした。森の中では、アリモリソウやマルバハグマ、クチバシグサ、リュウキュウバライチゴ、ツワブキ、ウスベニニガナ、ムラサキカッコウアザミ、サツマイナモリ等が咲いていました。タシロルリミノキ、マルバルリミノキ、ケシンテンルリミノキが、綺麗な瑠璃色の実を付けていました。また、センリョウ、マンリョウ、リュウキュウミヤマシキミ、アオノクマタケラン、トベラが真っ赤に色づき、年の瀬を感じました。いつもの、ルリシャクジョウのポイントへ寄ってみると、数本発生していて、皆さん大喜びでした。お目当てのトクサランもあちこちで咲いていました。渓流沿いでは、リュウキュウアカガエル、ヒメハブがじっと固まっていたので、至近距離で撮影出来ました。これもお目当てのチケイランは、なんと地際で数株が開花していました。数年ぶりの開花確認でした。こんなに至近距離で撮影できたのは、初めてで、幸運でした。オキナワセッコクは、まだ開花している株は見つかりませんでした。

  
ヘツカリンドウ

  
ヘツカリンドウ

  
ヘツカリンドウ

  
ヘツカリンドウ

  
アオノクマタケラン                         トベラ


ヒメハブ


リュウキュウアカガエル


ツワブキ

  
ケシンテンルリミノキ                              タシロルリミノキ

  
ハンコクシダ                          ナンカクラン

  
ルリシャクジョウ                          サツマイナモリ

  
リュウキュウミヤマシキミ                           リュウキュウバライチゴ

  
センリョウ                             マンリョウ

  
チケイラン

  
トクサラン                        ウスベニニガナ