2018年11月24日
11月24日、クニガミシュスランの状況を調べてほしいとの依頼を受けて、やんばるの森へ行って来ました。同行希望の方が二人いましたので、一緒に森へ入りました。クニガミシュスランの自生地を数か所回りましたが、株は沢山あったものの、開花している株には出会えませんでした。咲き終わりの株が数本ありました。山道沿いでは、ヘツカリンドウが綺麗に咲きだしていました。アリモリソウやマルバハグマ、クチバシグサ、ツワブキ、ウスベニニガナ、ナンバンギセル等が咲いていました。タシロルリミノキ、マルバルリミノキが、綺麗な瑠璃色の実を付けていました。また、センリョウ、マンリョウが色づき、年の瀬を感じました。アオノクマタケラン、リュウキュウミヤマシキミも赤く色づき始めていました。いつもの、ルリシャクジョウのポイントへ寄ってみると、なんと先端の口を開いて開花しているのが見つかりました。毎年のように何度も観察していますが、こんなに綺麗に開花しているのは初めてです。トクサランもあちこちで咲きだしていました。美味しいシマサルナシの実が熟しているのがありました。キノコの仲間、エダウチホコリダケモドキ、ヒダウロコタケが発生していました。いつも逃げ足の速いガラスヒバアが崖に行く手を阻まれて、じっと固まっていたので、至近距離で撮影出来ました。 朝の集合時間までかなり時間があったので、この時期に咲いているだろうサイヨウシャジンのポイントへ案内しました。沢山の株がよく咲いていて、綺麗でした。 |