やんばる通信

 

2018年10月27日

 10月27日、この時期に咲く花を求めてやんばるの森へ行って来ました。長い下り坂を下りてたどり着いた渓流沿いでは、カンランが十数株見つかりました。しかし、まだ蕾を上げるような株はありませんでした。渓流沿いだけあって、ヘラシダ、ラハオシダ、コバノカナワラビ、ナンゴクホングウシダ、ヤリホノクリハラン等、シダの仲間がいろいろありました。どれも群生して見事でした。アリモリソウやハシカンボク、トキワヤブハギ、タシロルリミノキ等が咲いていました。ヤッコソウも沢山発生していました。帰路は急斜面を喘ぎあえぎ登りましたが、後ろで突然、きゃあという声がしたので、よく見るとヒメハブがとぐろを巻いていました。前の二人は全く気づかずに、またいで歩いたようです。それだけ落ち葉に同化していたわけです。
 朝の集合時間までかなり時間があったので、この時期に咲いているだろうサイヨウシャジンを見に、名護のポイントへ行ってみました。予想通り沢山の株が綺麗に咲いていて、秋の訪れを感じさせました。サキシマフヨウもよく咲いていました。また、台風後の狂い咲きでヒカンザクラがあちこちで咲いていました。

  
渓流

  
渓流


渓流


巨木




  



炭窯


カンラン


ヘラシダ


ラハオシダ

  
アリモリソウ                          ハシカンボク

  
トキワヤブハギ                        タシロルリミノキ

  
コバノカナワラビ                           ナンゴクホングウシダ

  
ヤリホノクリハラン                         ヤッコソウ

  
オキナワヤマタカマイマイ                   ヒメハブ

  
サイヨウシャジン

  
サキシマフヨウ                        ヒカンザクラ