やんばる通信

 

2018年07月29日

 7月29日、県内の友人を案内してやんばるの森へ行って来ました。今回の目的は、ルリシャクジョウを見ることでした。長いだらだらの上り道を歩いてたどり着いた森の中では、ルリシャクジョウが良い状態で発生ていました。ドキッとするような神秘的な雰囲気です。近くで、ムヨウランの果実が見つかりました。来年の開花時期に確認したいと思います。また、なかなか出会わないベニナギナタタケが発生していました。ムロトムヨウランは、残念ながら開花していませんでした。蕾は少しありましたが、ほとんど終わりかけでした。オナガエビネの開花寸前の株もありました。
 渓流へ下りてみると、さっそくヒメハブに出会いました。シマイワカガミは、これまで二回確認に行って、咲いていなかったのに、今回は幸運にも数株が花を咲かせていました。
 場所を変えて行ったポイントでは、ユウズルエビネ(ツルランとオナガエビネの自然交雑種)、ツルラン、コウトウシラン、トサカメオトランが綺麗に咲いていました。

  
ルリシャクジョウ


渓流


渓流


渓流


渓流


ヒメハブ

  
シマイワカガミ                      ベニナギナタタケ

  
ムロトムヨウラン                     ?ムヨウラン

  
ツルラン                         ユウズルエビネ

  
ホンゴウソウ                         コウトウシラン

  
トサカメオトラン