やんばる通信

 

2018年02月14日

 2月14日、やんばるの森へ行って来ました。今回は、久しぶりに伊部岳の頂上と中腹にあるオキナワウロジロガシの巨木を目指しました。伊部岳は、標高351.8mの美しい姿の山です。頂上からの展望もよく、安田あたりから太平洋の海もよく見えます。頂上から下って、オキナワウラジロガシの巨木を目指します。途中、琉球藍の染料に使った壺跡がありました。しばらく行くと、炭焼き窯の跡があります。更に下っていくと、オキナワウラジロガシが姿を現します。胸高の幹周り、615p、樹高22m、推定樹齢350年以上で、1997年にはオキナワウラジロガシとしては日本一の巨木であると確認されました。オキナワウラジロガシは日本の固有種ですから、世界一の巨木であることになります。堂々とした姿に圧倒されると同時に、神々しささえ感じます。
 途中、咲き残りのヘツカリンドウに出会いました。また、オキナワスズムシソウ、ヒメカタショウロ、リュウキュウカイロラン、ホンゴウソウの苗らしきのがありました。シラタマカズラの美しい斑入りも見つかりました。


伊部岳


眺望


眺望

    
ヘツカリンドウ

    
アオジクキヌラン              シラタマカズラ 斑入り

    
オキナワスズムシソウ

    
ホンゴウソウ?                 リュウキュウカイロラン

    
ビロウドボタンヅル


藍坪


炭窯跡


炭窯跡


ヒメカタショウロ


オキナワウラジロガシ


オキナワウラジロガシ