やんばる通信

２０１６年０２月２８日

　２月２８日、やんばるの森へ行って来ました。１４日に行った同じ森を関西の方々を案内して入って行くと、ヒメトケンラン、ヤンバルキヌラン、アマミイナモリ、サツマイナモリ、オキナワスズムシソウ、レンギョウエビネ、リュウキュウカイロラン、アリサンミズ等が咲いていました。目的の一つであるオオシロショウジョウバカマは、ちょうど次の蕾が開花していました。また、数年前に見つかり、まだ名前の付いていないヤツシロランの仲間が発生していました。渓流沿いでは、大きなウラジロの群落が新芽を持ち上げていて綺麗でした。そして、派手な赤紫色のカンゾウタケが森の中で異彩を放っていました。さらに、トクサラン、ナギラン、ヨウラクラン、カクチョウラン、オナガエビネ、ツルラン、トクサラン、ユウコクラン、シマシュスラン等もありました。もう一つの目的であるヤクシマスミレ、アマミスミレは見つかりましたが、相変わらず花は咲いていませんでした。
　林道沿いでは、アオバナハイノキ、リュウキュウイチゴ、リュウキュウバライチゴ、ホウロクイチゴ、ヤナギイチゴ、エゴノキ、イタジイ、リュウキュウコスミレ、リュウキュウコスミレ白花、リュウキュウシロスミレ等の花が咲いていました。