2016年01月31日
1月31日、やんばるの森へ行って来ました。今回の目的は、この時期に十数年来捜し求めているヤブツバキの白花を見つける事でした。急勾配の坂を登ったり降りたりしながら、4カ所の森を回りました。ヤブツバキのピンクや赤紫、赤黒っぽいものが幾つか見つかりました。白花はなかなか見つかるものではなく、最後の森の前に来たときには、立ちふさがる竹林に、今日はもう終わろうかという意見と、せっかく来たから少しでも入ろうという意見がありました。結局、後者の方が上回り、ブッシュをかき分けながら森へ入りました。入って5分も経たないうちに、なんと目の前に鮮やかな黄緑色の新芽を持ったツバキが現れました。この新芽の出方は間違いなく白花なので、みんな大騒ぎでした。偶然とは考えにくく、これは引き寄せられた必然だと、みんな思いました。数年後の開花が楽しみです。 森の中では、まだ赤く色づいたマンリョウ、ナガミボチョウジの実が残っていました。また、ヒメフタバラン、オキナワテイショウソウ、モチノキ、ムサシアブミ、シキミ等が咲いていました。マツザカシダの見事な株もありました。滅多に見られないイノシシの巣にも出会いました。さらに、ヒダウロコタケ、ホコリタケ、不明種のキノコ、美味しいハツタケ、ヒラタケも見つかりました。 林道沿いでは、マルバグミ、サルトリイバラ、タンキリマメが実っていました。また、先日の寒波で、ハゼノキが真っ赤に紅葉していました。 |