2015年11月03日
11月3日、やんばるの森へ行って来ました。今回の目的は、この時期に開花するハチジョウススキの開花確認でした。森へ入って行くと、ナガサキアゲハの雌が目前にやって来て止まりました。オキナワキノボリトカゲ(絶滅危惧U類)の赤ちゃんも見つかりました。急斜面の岩場を登っていくと、ホウライツユクサ、アリモリソウ、グミモドキ、コゴメナキリスゲ、オキナワソケイ(絶滅危惧U類)、ホソバワダン、ヒメクマヤナギの花、オキナワシャリンバイ、シマヤマヒハツ、タイワンヒメコバンノキ(絶滅危惧IA類)の実が成っていました。ハチジョウススキは幸運にも、満開のとても良い状態で開花していました。リュウキュウチトセカズラ(絶滅危惧U類)は、今回も咲いていませんでした。ボウラン(準絶滅危惧)もありました。頂上からの展望は、360度が見渡せて絶景でした。 場所を変えて行った森では、オキナワセッコク(絶滅危惧IA類)、ヨウラクラン(希少種)が見つかりました。アオノクマタケラン、センリョウの実が色づいていました。 林道沿いでは、オオバヤドリギ、ツワブキ、ハシカンボク、サキシマフヨウ、ダンチク等の花が咲いていました。また、イイギリ、ケカラスウリ、オキナワスズメウリ、ショウロウクサギ、ヤエヤマセンニンソウの実がありました。リュウキュウカジカガエルにも出会いました。 |