2015年10月15日
10月15日、やんばるの森へ行ってきました。今回の目的は、この時期に開花するコウシュンシュスラン(絶滅危惧IA類)の確認でした。森へ入って行くと、ツマベニチョウ、リュウキュウウラナミジャノメ(準絶滅危惧)が目前にやって来て、しばらく道案内をしてくれました。背丈ほどもあるシダの茂みを、ハブに注意しながら記憶を頼りに藪こぎをしてたどり着き、そこら中をみんなで探しました。コウシュンシュスランは、幸運にも、これまで見たことのないとても良い状態で開花していました。みんな興奮して、何十枚も撮影していました。周辺には、オキナワセッコク(絶滅危惧IA類)、カシノキラン(絶滅危惧U類)、クモラン(絶滅危惧U類)、アカバシュスラン(絶滅危惧U類)、カゲロウラン(絶滅危惧U類)、ヤクシマアカシュスラン(絶滅危惧U類)、カクチョウラン(絶滅危惧IB類)、ヒメトケンラン(絶滅危惧IB類)、レンギョウエビネ(絶滅危惧U類)、オナガエビネ(絶滅危惧U類)ツルラン(絶滅危惧U類)、トクサラン(準絶滅危惧)、ユウコクラン等がありました。また、リュウキュウアオヘビ、アカマタ、リュウキュウヤマガメ(絶滅危惧U類)、オキナワキノボリトカゲ(絶滅危惧U類)にも出会いました。 林道沿いでは、ツマムラサキマダラ、アカタテハ、モンキアゲハ、アサギマダラ等が飛び交っていました。また、ビナンカズラ、カゴノキ、ハシカンボク、サキシマフヨウ、ダンチク、ススキ、リュウキュウハギ等の花が咲いていました。 |