2015年04月08日
4月8日、やんばるの森へ行ってきました。目的は、この時期に開花するカツウダケエビネ(絶滅危惧IA類)の撮影でした。当たりを付けていた場所へ行くと数株が花を咲かせていました。しかも、なかなかない緑花まで見つかりました。しかし、いずれも満開を過ぎていて、残念ながら花が傷んでいました。アリサンムヨウラン(絶滅危惧IA類)は、ちょうど良い状態で咲いていてくれました。森の中では、ユウコクラン、ヤブミョウガラン(絶滅危惧IA類)の花が咲いていました。また、オナガエビネ(絶滅危惧U類)、ツルラン(絶滅危惧U類)、カゴメラン(絶滅危惧U類)等の野生ランにも出会いました。そして、マンリョウ、ノシラン、キジョラン(絶滅危惧U類)が残り実を付けていました。雨上がりのせいか、アラゲキクラゲがあちらこちらで発生していました。 林道沿いでは、タカサゴヤガラ(絶滅危惧IA類)、ケラマツツジ(絶滅危惧U類)、オキナワシャリンバイ、クワノハイチゴ、ムカゴソウ(希少種)、アカボシタツナミソウ、リュウキュウハナイカダ、リュウキュウウマノスズクサ等が咲いていました。また、ナンゴクネジバナの白花にも出会いました。 |