やんばる通信

 

2015年03月08日

 3月8日、久しぶりにやんばるの森へ行ってきました。今回の目的は、1月にまだ蕾だったイズセンリョウ(絶滅危惧IA類)の開花確認でした。目的地へ着くと、イズセンリョウの花は綺麗に咲いていました。森の中では、ハクサンボク、オキナワスズムシソウ、サツマイナモリ等が花を咲かせていました。また、トクサラン(準絶滅危惧)、オナガエビネ(絶滅危惧U類)、ツルラン(絶滅危惧U類)、ヒメトケンラン(絶滅危惧IB類)、ヤンバルキヌラン(準絶滅危惧)、ユウコクラン等の野生ランにも出会いました。
 林道沿いでは、アカボシタツナミソウ、リュウキュウイチゴ、ホウロクイチゴ、オキナワサルトリイバラ、ホソバタブノキ、ヒメハギ、ミズハナビ、セリ、ヒサカキ、ウバメガシ、コナスビ、チクシキヌラン、オニタビラコ、シマキツネノボタン、タイワンハチジョウナ等が咲いていました。また、バラアサガオ(ウッドローズ)が種になって、名前の通りに木製のバラのようでした。

   
リュウキュウイチゴ                              ホウロクイチゴ

   
雌花  オキナワサルトリイバラ  雄花

   
ハクサンボク                                ホソバタブノキ

   
イタジイ                               アカボシタツナミソウ

   
イズセンリョウ                               ヒメハギ

   
ミズハナビ                                  セリ

   
ヒサカキ                                  ウバメガシ

   
チクシキヌラン                                コナスビ

   
クラマゴケ                                オニタビラコ

   
シマキツネノボタン                              セイヨウタンポポ

   
ウシハコベ                                   ヤエムグラ

   
タイワンハチジョウナ                              バラアサガオ