2014年12月18日
12月18日、久しぶりにやんばるの森へ行ってきました。森の中では、アオノクマタケラン、センリョウ、マンリョウ、マルバルリミノキ、タシロルリミノキの赤い実、青い実が目立っていて、年末年始を彩っているようでした。野生ランでは、今回の目的であるヤクシマネッタイラン(絶滅危惧IB類)が数株見つかりました。そのうち二株は結実していましたので、今年開花したと思われます。来年の開花時期が楽しみです。また、トクサラン(準絶滅危惧)があちらこちらで咲いていて、中にはすごい群落で満開しているのも見つかりました。オキナワセッコク(絶滅危惧IA類)の結実したのと咲き出しそうな蕾、両方をつけている株もありました。カゴメラン(絶滅危惧U類)、オナガエビネ(絶滅危惧U類)、ツルラン(絶滅危惧U類)に出会いました。そして、ヘツカリンドウ、リュウキュウバライチゴ、マルバハグマ(オキナワテイショウソウ)、オキナワスズムシソウ、アリモリソウ、ツルグミ等が花を咲かせていました。ヒカゲイノコヅチの斑入が見つかりました。帰り際には、美味しいウスヒラタケがびっしりとついているのもありました。 |