2014年07月05日
7月5日、やんばるの森へ行ってきました。森の中は、梅雨明け直後とあって高温多湿で大変でした。これからの時期に花を咲かせるツルラン、オナガエビネ、その両者の自然交雑種であるユウズルエビネ(リュウキュウ)を捜すのが目的でした。ほとんど藪こぎ状態で森の中を歩き回りましたので、皆、熱中症気味でした。最初に出会ったのは天然記念物のリュウキュウヤマガメの子ガメ2匹と親ガメ1匹でした。オキナワシリケンイモリにも出会いました。大きなスズメバチの巣もありました。あちらこちら歩き回って、やっと目的花の一つであるオナガエビネ(絶滅危惧U類)、ユウズルエビネ(絶滅危惧U類)淡桃色を見つけました。また、久しぶりにカンラン(絶滅危惧IA類)が数株見つかりました。数年後の開花が楽しみです。カシノキラン(絶滅危惧U類)の大株もありました。 林道沿いではアオノクマタケラン、コバノミヤマノボタン(絶滅危惧U類)、リュウキュウコンテリギ(絶滅危惧U類)、コモウセンゴケの花が開花していました。 |