2014年06月28日
6月28日、やんばるの森へ行ってきました。梅雨明け直後のやんばるの森は、高温多湿で、むせ返るような暑さでした。目的花はユウヅルエビネ(ツルラン×オナガエビネ)地元の人はリュウキュウと呼んでいるエビネです。森の中を、ほとんど藪こぎ状態で探し回りましたが、まだ開花には早かったようでした。それらしき株や蕾の上がっている株は幾つか見つかりました。また、手の4〜5倍はあろうかと思われるヒダウロコタケが発生していました。 あまりの蒸し暑さに、皆、熱中症気味になり、水分補給のためそこら辺にあった倒木に腰掛けて水を飲んで休憩していると、なんと足下にキバナシュスラン(絶滅危惧IB類)が3株見つかりました。小苗でしたが、虫やナメクジなどにやられなければ冬には開花するでしょう。思わぬ形で新たな自生地の発見でした。また、天然記念物のリュウキュウヤマガメに出会いました。そして、リュウキュウアオヘビ、ガラスヒバーなどの蛇の仲間にも会いましたが逃げ足が速く、撮影できませんでした。 林道沿いではアオノクマタケラン、ノボタン、リュウキュウコンテリギの花が一斉に開花していました。 |