やんばる通信

 

2014年02月23日

 2月23日、久しぶりにやんばるの森へ行ってきました。絶滅危惧種で、現状を確認していないリュウキュウヒエスゲの確認と、リュウキュウヒキノカサの開花状況の確認が目的でした。
 まず最初に、リュウキュウヒキノカサのポイントへ行ってみました。今年は、当たり年のようで多くの株が一斉に開花していて、良い状態を確認出来ました。
 次に、リュウキュウヒエスゲの情報のあったポイントへ行きました。森の中を皆で探してみると、十数株が確認できました。周辺にはオキナワスゲやナガボスゲもありました。また、ハクサンボク、ヒメサザンカ、ヒサカキ、モチノキ、リュウキュウコンテリギ、サツマイナモリ、シキミ、ヒメユズリハ、ミヤマシロバイ、ムベ、ビシンジュズネノキ、リュウキュウアリドオシ、その合いの子であるヤンバルアリドオシなどが咲いていました。そして、サクラツツジの真っ白な花が見つかりました。
 森は新緑の季節で、ブロッコリー状態でした。しかし、一部では皆伐も見え、これから世界遺産に登録しようとしているやんばるの森でなぜ?と疑問を持ちました。


新緑


皆伐                                       新緑

  
ヤンバルアリドオシ

   
ビシンジュズネノキ

   
ビシンジュズネノキ

   
ヒメサザンカ                                   ヒサカキ

   
ハクサンボク                                   ムベ

 
リュウキュウアイ                               オキナワスゲ

  
ナガボスゲ

 
リュウキュウヒエスゲ

 
リュウキュウヒエスゲ

   
モチノキ

   
リュウキュウコンテリギ                             サツマイナモリ

  
サクラツツジ 白花

   
シキミ                                    ミヤマシロバイ


リュウキュウハイノキ

 
    ヒメユズリハ

 
リュウキュウヒキノカサ