やんばる通信

 

2013年02月26日

 2月26日も、やんばるの森へ行って来ました。まだ和名のついていないヤツシロラン(→ツボミヤツシロラン)の確認をするのが目的でした。既に終わりかけていましたが例年通りの株がありました。場所を変えていったナンゴクヤツシロランのポイントは、昨年の相次ぐ台風のせいで倒木や折れ枝、落ち葉がたくさんあったり、溝が掘られたり、土砂が埋まったりしていて荒れ放題でした。それでもようやく二株見つかり、一株は今にも咲きそうな元気な株、一株は洗い出されてひからびた状態でした。来年も発生してくれるか気がかりです。森の中では、ムサシアブミ、リュウキュウハナイカダ、リュウキュウヌスビトハギ、アリサンミズ、ヤマアイ、リュウキュウイナモリ等が咲いていました。また、真っ赤なカツウダケイノコズチも見つかりました。
 林道沿いでは、アカボシタツナミソウ、ヤナギニガナ、リュウキュウバライチゴ等が一斉に咲いていました。また、コゲラが、一生懸命巣作りをしているのに出会いました。

  
               ?ヤツシロラン→ツボミヤツシロラン

    
?ヤツシロラン→ツボミヤツシロラン


コゲラ                    リュウキュウハナイカダ


   
ムサシアブミ

   
         ヤマアイ


カツウダケイノコズチ

   
カツウダケイノコズチ

   
アリサンミズ                 リュウキュウイナモリ

  
         ナンゴクヤツシロラン


リュウキュウヌスビトハギ


リュウキュウバライチゴ


ヤナギニガナ

 
アカボシタツナミソウ