やんばる通信

 

2012年10月22日

 10月22日、やんばるの森へ行って来ました。相次ぐ台風の被害はひどく、枝折れや倒木が無数にあり、下をくぐったり、上を乗り越えたり、迂回したりと歩きづらくて大変でした。しかも、木々の葉はほとんど落ちていたため、直射日光が差し、下草のような植物には好くないと思われます。今回は、シダ植物を中心に観察しました。森の中へ入ると、ホソバコウモリシダ、オオアマクサシダ、ホソバノコギリシダ、オオギミシダ、ヌカボシクリハラン、ヤンバルフモトシダ、タヌキシダ、アミシダ、ヌリトラノオ、ナンカクラン、リュウキュウヒモラン等に出会いました。また、ナンバンツユクサ、トキワヤブハギ、マルバハグマ(オキナワテイショウソウ)、アリモリソウ、マルバルリミノキ、タネガシマムヨウラン、ヤッコソウ、リュウキュウサギソウが咲いていました。なかなか花を付けないクニガミシュスランがよく咲いているのに出会いました。そして、センリョウの黄実が見つかりました。

     
ナンバンツユクサ



ナンバンツユクサ                    葉脈


アオミオカタニシ                         マルバルリミノキ

           
ホソバコウモリシダ

         
タネガシマムヨウラン



タネガシマムヨウラン                  ヤッコソウ


          
ヌカボシクリハラン

      
         ヌリトラノオ


ヌリトラノオ                   リュウキュウアカガエル


タヌキシダ


ヤンバルフモトシダ


        
オオギミシダ



オオアマクサシダ


ホソバノコギリシダ

            
クニガミシュスラン

            
クニガミシュスラン

            
アミシダ

            
リュウキュウヒモラン                ナンカクラン

          
リュウキュウサギソウ               センリョウ 黄実