やんばる通信

 

2012年05月29日

 26日、雨の中で撮影したタカツルラン(絶滅危惧IA類)のことが気になって気になって仕方がないので、雨の上がった5月29日、やんばるの森へ行って来ました。これまで見つけたタカツルランの中では、花茎の上がり方も、花付きの良さも、最も素晴らしいので、天気の良い条件で撮影したかったのです。今年は当たり年のようで、花茎が5本、花が合計百数十個も付いています。連日の雨で、ちょっと心配でした。ドキドキしながら目的のポイントへ着くと、意外と雨に強く、花は全然落ちていませんでした。しかも、9割方の花が既に開花しており、最盛期のようでした。また、前回、真上にあるため撮影の出来なかったボウラン(準絶滅危惧)の大株は開花が進んでいて、数十輪にもなっていました。通常の色とは違い、黄緑色の珍しいものです。まだ蕾が数十個あり、1週間以上は観察できそうな感じがします。森の中では、初めて見る、白く透き通ったキノコが発生していました。
 林道沿いでは、イジュやノボタンの花がきれいに咲いていました。また、前回に引き続いて同じ場所で、ヤンバルクイナに遭遇しました。

     
タカツルラン          

       
タカツルラン

       
タカツルラン

     
タカツルラン             

     
タカツルラン                   ボウラン

     
ボウラン          

       
ボウラン

       
ボウラン

       
?キノコ