やんばる通信

２０１２年４月１５日

４月１５日、やんばるの森に行って来ました。前回見つけた、ホンゴウソウらしき植物の様子確認と、この時期に開花するイシガキキヌラン(絶滅危惧II類)、アオジクキヌラン(絶滅危惧II類)の花の撮影が目的でした。
　ホンゴウソウらしき植物は、随分伸びていましたが、まだはっきりしませんでした。森の中では、イシガキキヌラン、アオジクキヌランの花が咲き始めていました。また、ツゲモチの開花株が見つかりました。辺りに、甘い香りを放っていました。
　林道沿いでは、カクチョウラン(絶滅危惧II類)、キンギンソウ等の貴重な野生蘭も開花していました。これまで、西表島でしか確認していなかったユノミネシダが、一株だけ見つかりました。また、リュウキュウイチゴ、ヤナギイチゴの実が沢山実っていました。ホウロクイチゴはこれから結実しそうです。そして、アラゲキクラゲが大量に発生している場所を見つけました。しばらくは、山の幸が楽しめそうです。タブノキの見事な斑入り株も見つかりました。