2012年4月08日
4月8日、やんばるの森に行って来ました。アマミスミレ、ヤクシマスミレの開花確認と、この時期に開花するカクチョウラン(絶滅危惧II類)、レンギョウエビネ(絶滅危惧II類)の花の撮影が目的でした。アマミスミレ、ヤクシマスミレは、今回も開花していませんでした。しかも、あれだけ沢山あった株が、かなり少なくなっていました。森の中では、ヒメトケンラン(絶滅危惧TB類)、ヤクシマヒメアリドウシラン(絶滅危惧TB類)、ツルラン(絶滅危惧II類)、アオジクキヌラン(絶滅危惧II類)、マメヅタラン(絶滅危惧II類)、ヤンバルキヌラン(準絶滅危惧類)、トクサラン(準絶滅危惧)、ナンゴクネジバナ、チクシキヌラン、ヨウラクラン、キンギンソウ、ニラバラン、ユウコクラン等の貴重な野生蘭に出会いました。そして、場所を変えて行った森では、あれだけあったカクチョウランの開花寸前の株が全て盗掘されていました。どうりでホームセンターで販売されていたんだとわかりました。最近の野生蘭類の盗掘は目に余るものがあります。 林道沿いでは、リュウキュウコスミレ、リュウキュウシロスミレ、リュウキュウイチゴ、ホウロクイチゴ、ヤナギイチゴ、ヤナギニガナ、アカバナユウゲショウ、リュウキュウコザクラ、ケラマツツジ、シャリンバイの花が一斉に咲き出していました。また、ヒリュウシダ、コシダの獅子葉の株が見つかりました。 |