やんばる通信

 

2012年03月02日

 3月2日も、ナンゴクヤツシロラン(絶滅危惧IA類)の開花を撮影するために、やんばるの森へ行って来ました。昨日咲いていた株は全て花が終わっていて、別の株が咲いているのは、たった1株だけでした。改めて、開花期間の短さを実感しました。また、ポリネーター(花粉媒介者)と思われるショウジョウバエが訪れていて、隣の花は何者かにかじられていました。森の中では、ヤブミョウガラン(絶滅危惧IA類)が一斉に蕾を上げていました。そして、昼間は滅多に見かけないイボイモリが見つかりました。
 場所を変えて行った森の中では、未登録のヤツシロランを3種類発見しました。その中のAタイプが、口を開いているのが初めて見つかりました。また、なんと、ナンゴクヤツシロランも2株見つかりました。新たな産地の発見です。ヤンバルキヌラン(準絶滅危惧)、ヒメトケンランも咲き出していました。アオジクキヌラン(絶滅危惧II類)も蕾を上げていました。


花がかじられている ショウジョウバエが来ている        新たな場所のナンゴクヤツシロラン

  
新たな場所のナンゴクヤツシロラン

   
新たな場所のナンゴクヤツシロラン


  
イボイモリ                ?ムヨウラン

   
アオジクキヌラン              ヤンバルキヌラン

  
ヒメトケンラン                

   
ヒメトケンラン              クロミノオキナワスズメウリ

   
クロミノオキナワスズメウリ

   
未登録のヤツシロラン

  
             未登録のヤツシロラン

  
            
初めて口を開いていた 未登録のヤツシロランA            

   
未登録のヤツシロラン

   
未登録のヤツシロラン→ツボミヤツシロラン

   
未登録のヤツシロラン→ツボミヤツシロラン