2012年03月01日
3月1日、2010年2月27日に発見し、この2月に新産地として登録されたナンゴクヤツシロラン(絶滅危惧IA類)の開花を撮影するために、やんばるの森へ行って来ました。2月25日に咲いていた株は全て花が終わっていて、別の株が咲いているのを6株見つけることが出来ました。改めて、開花期間の短さを実感しました。また、ポリネーター(花粉媒介者)と思われる、ショウジョウバエが訪れていました。森の中では、アリアンミズやエゴノキが一斉に花を咲かせ、無数の花が落花していて、むせ返るような香りがしていました。そして、昼間は滅多に見かけないイボイモリが見つかりました。 場所を変えて行った森の中では、未登録のヤツシロランを2種類発見しました。また、名称不明のキノコも2種類見つかりました。ヤンバルキヌラン、ヒメトケンランも咲き出していました。 林道沿いでは、ムカゴソウ、リュウキュウシロスミレ、ハクサンボク、リュウキュウイチゴ、リュウキュウバライチゴ、シマイズセンリョウがあちらこちらで花を咲かせていました。 |