やんばる通信

 

2012年02月19日

 2月19日も、やんばるの森へ行って来ました。2010年2月27日に発見し、新産地として登録されたナンゴクヤツシロラン(絶滅危惧IA類)の確認をするのが目的でした。先週は4株しか発生していなかったのに、今年は当たり年のようで、20数株の蕾を見つけることが出来ました。しかし、まだ蕾は堅く、1〜2週間はかかりそうな感じがします。しばらく、ナンゴクヤツシロラン通いが続きそうです。森の中では、アリアンミズが一斉に花を咲かせていました。また、ナガミボチョウジやリュウキュウツルコウジが真っ赤な実を付けて目立っていました。
 場所を変えて行った森の中では、ワラビツナギ(絶滅危惧IA類)やシダの仲間が多数ありました。
 林道沿いでは、エゴノキ、ハクサンボク、リュウキュウイチゴ、リュウキュウバライチゴ、ムベ、シマイズセンリョウ、アオバナハイノキがあちらこちらで花を咲かせていました。

    
ナンゴクヤツシロラン


ナンゴクヤツシロラン


ナンゴクヤツシロラン
                 ハチジョウシュスラン


ナガミボチョウジ                  セイタカスズムシソウ


イシカグマ


カツモウイノデ

       
ワラビツナギ

     
ワラビツナギ


アシガタシダ


ホコザキベニシダ


イシカグマ


イワヒトデ


       
アコウネッタイラン                 アマクサシダ


?キノコ

      
?キノコ               ナンゴクホウビシダ


ノコギリシダ