2012年1月21日
1月21日に、やんばるの森に行って来ました。森の中では、サクラツツジやヒメサザンカ、サザンカ、ヤブツバキの清楚な花が咲き乱れ、絶滅危惧種の中でも、国内希少野生植物種に指定されているオキナワセッコクの花が満開していました。また、大木の根際から4mくらいの所まで、木を取り巻くように着生しているタカツルランが数株あり、開花の頃が楽しみです。そして、トクサランや、ヒメトケンラン、オナガエビネ、ツルラン、レンギョウエビネ、ヤクシマアカシュスラン、シマシュスラン等の貴重な植物に沢山出会いました。さらに、ヒダウロコダケ、ハナビラダクリキオン、スミレウロコダケといった、珍しいキノコも見つかりました。 林道沿いでは、ビロウドボタンヅルが満開になっていました。また、アカホシタツナミソウや、サツマイナモリ、オキナワスズムシソウ、サツマサンキライが咲き出し、マルバハグマとハシカンボク、アリモリソウがかろうじて残り花をつけたのが見つかりました。そして、マンリョウ、アリドウシ、アオノクマタケラン、メジロホウズキが赤く色づいていました。特に、メジロホウズキは、真っ赤な宝石サンゴによく似た形をした実が目を引きました。 |