やんばる通信

 

2011年1月23日

 1月23日、やんばるの森へ行って来ました。長い林道沿いのわき道を降りたり登ったりしながら、森へ入りました。森の中では、チケイラン(絶滅危惧TB類)、トクサラン(準絶滅危惧類)、サツマイナモリ、オキナワスズムシソウが開花しているの出会いました。また、オキナワセッコク(絶滅危惧TA類)、カンラン(絶滅危惧TA類)、クニガミシュスラン(絶滅危惧TB類)、ヒメトケンラン(絶滅危惧TB類)、カシノキラン(絶滅危惧U類)、カゲロウラン(絶滅危惧U類)、クニガミサンショウズル(絶滅危惧U類)が見つかりました。
 林道沿いでは、アリモリソウ、オキナワテイショウソウ(マルバハグマ)、サクラツツジ、ヒメサザンカ、ツバキの花を付けているのが見つかりました。特にヒメサザンカは、甘い香りを周囲に漂わせていました。また、前回、季節はずれの蕾を上げていたユウコクランは、きれいに花を咲かせていました。
 帰路に立ち寄った友人宅では、ヒメカクランがひっそりと花を咲かせていました。森の中で出会いたいものです。

      
ユウコクラン


 
サツマイナモリ

     
サツマルリミノキ

      
ケハダルリミノキ(ケシンテンルリミノキ)

    
ケハダルリミノキ(ケシンテンルリミノキ)             ヒメカクラン