やんばる通信

２０１０年１２月０４日

　１２月４日も、やんばるの森へ行って来ました。１０数株のムヨウラン中、開花して結実したもの、蕾をたくさん付けたもの、新しく発生したものと、様々なパターンの株がありました。数輪が開花寸前でしたが、またしても開花しいていませんでした。やんばるでも最北の森だけに、通い詰めるのも大変で、がっかりでした。森へ入るとすぐに、大きなヒメハブのお出迎えがありました。また、なかなか出会えないクニガミサンショウヅル（絶滅危惧Ⅱ類）やエダウチホコリダケモドキ(絶滅危惧Ⅰ類)を発見しました。
　森へ行く前に、海岸性植物を見に行きました。前回確認したアサガオガラクサ（絶滅危惧Ⅱ類）は、蕾はあるものの、開花していませんでした。よく調査すると、株は四十数株ありました。また、近くにコゴメマンネングサがありました。リュウキュウコスミレも咲き出していました。