やんばる通信

 

2010年11月29日

  11月29日、海岸性の植物を撮影する目的で、やんばるの海岸へ行って来ました。イソノギクやホソバワダンを撮影し、そこらを探していたら、なんとアサガオガラクサ(絶滅危惧U類)を発見しました。この場所では記録がなく、新産地の発見となりました。
 場所を変えて、オキナワギクを見に行きました。オキナワギク(絶滅危惧U類)は、沖縄県の固有種ですが、道路改良工事等で海岸沿いの岩場が削られて、自生地がどんどん減少しています。この海岸は、工事の影響を受けにくい場所なので、かろうじて多くの株が残っています。砂浜を進み、岩場へ着くと、オキナワギクは予想通り、可憐な花を満開状態で迎えてくれて、みんな夢中で撮影していました。最高の状態の花を撮影することが出来て、よかったです。
  それにしても、こんなに美しい、ジュゴンの生息する海岸に、新たな基地を作る必要があるのか、大きな疑問を感じます。

  
アサガオガラクサ

  
ハマサルトリイバラ                                           イソフサギ

  
ホソバワダン

  
キツネノメマゴ

  
イソノギク                                                    ハマササゲ

     
オキナワギク


  
オキナワギク                                 対岸はキャンプシュワブ

         
オキナワギク

      
オキナワギク

  
テンノウメ

  
ウコンイソマツ

  
リュウキュウコスミレ白花


  
リュウキュウコスミレ                                            シマグワ