やんばる通信

 

2010年9月25日

 9月25日、久しぶりに、やんばるの森へ行って来ました。今日の目的花の一つであるタネガシマムヨウラン(絶滅危惧U類)は、いつもの場所に発生していて、数輪の花を付けていました。また、近くにホンゴウソウ(絶滅危惧IB類)が見つかりました。クニガミトンボソウ(絶滅危惧IA類)=ソノハラトンボも、数株、花を咲かせていました。そして、ハシカンボクが一斉に咲き出していました。台風後の森は、かなり荒れていて、倒木や折れ枝を片づけながらの山歩きとなり、普段の倍くらいの道のりとなり、結構難儀でした。
 林道沿いでは、目的花の一つであったコウトウシラン(絶滅危惧U類)が、タイミング良く咲いていました。また、もう一つの目的花のダイサギソウ(絶滅危惧IB類)も、一株がきれいに咲いていました。また、オオカラスウリの開花しているのに出会いました。さらに、リュウキュウハギがあちらこちらで咲き出し、イイギリの実が赤く色づき、秋の訪れを感じさせていました。


    
ダイサギソウ

    
コウトウシラン               ホンゴウソウ

 
オオカラスウリ

     
タネガシマムヨウラン

 
タネガシマムヨウラン

 
ハシカンボク


    
クニガミトンボソウ