やんばる通信

 

2010年8月15日

 8月15日、やんばるの森へ行って来ました。朝方、雨が降ったようで、蒸気が凄く、うだるような暑さの中、森へ入ってしばらく進むと、リュウキュウアオヘビに出会いました。(帰りにもいました)しばらく、上ったり下りたりを繰り返しながら進むと、なんと、タカクマソウ(絶滅危惧IA類)が、いくつも花を付けていました。また、ウエマツソウ(絶滅危惧IB類)も、沢山、花を咲かせていました。そして、ホンゴウソウ(絶滅危惧IB類)が開花しているのも見つかりました。7月11日以来の、ホンゴウソウ科の豪華三役揃い踏みとなりました。しかも、新しい自生地の発見となりました。全く想定していなかった出会いでしたので、一同、驚きの連続でした。ヒナノシャクジョウも沢山ありました。周りでは、ツルランやナンバンキンギンソウが、残り花を付けていました。
 今日の目的花の一つ、アコウネッタイラン(絶滅危惧IB類)は、数株がきれいに咲いていました。また、もう一つの目的花、シコウラン(絶滅危惧IB類)も、タイミング良く、きれいな状態で咲いていました。熱中症になりそうな状態で、歩き回った甲斐がありました。


    
トサカメオトラン                 ヒナノシャクジョウ

     
タカクマソウ

    
タカクマソウ

     
ウエマツソウ

    
ウエマツソウ

    
アコウネッタイラン

    
ホンゴウソウ                シコウラン

 
シコウラン


 
シコウラン