やんばる通信

 

2010年7月04日

 7月4日、やんばるの森へ行って来ました。この日もじめじめと蒸し暑く、案の定、リュウキュウアオヘビの大物やガラスヒバアーが姿を現しました。また、可愛らしいリュウキュウヤマガメの幼体にも出会いました。そして、ヤンバルクイナが横切っていくのに出会いましたが、カメラを準備する間もなく、森の彼方へと消え去ってしまいました。
 今日の目的の一つであった、ユウヅルエビネ(リュウキュウ)(ツルラン×オナガエビネ)は、2カ所で、ピンクの花と紅色の花を咲かせているのが見つかりました。薄暗い森の中で、華やかな色の花は、ひときわ目立っていました。また、クロムヨウランやウスギムヨウランと思われる、数本の蕾を付けたのが、あちらこちらで見つかりました。同じ場所で、「こういう場所にはホンゴウソウもよくあるので、注意して探しましょう」と言ったとたんに、足下で見つかりました。それも、初めてお目にかかる、ウエマツソウの発見でした。
 林道沿いでは、コバノミヤマノボタン、ノボタン、アオノクマタケランなどが、多くの花を咲かせていました。

 
ガラスヒバアー                    リュウキュウヤマガメ

   
リュウキュウ

 
リュウキュウ

   
リュウキュウ

   
ユウレイラン              ウエマツソウ

    
ウエマツソウ

   
ウエマツソウ

    
クロムヨウラン