やんばる通信

 

2010年6月27日

 6月27日、関東の写真家の方たちを案内して、やんばるの森へ行って来ました。やんばるへ行く前に、海岸性の植物を撮影して行きました。絶滅危惧種に指定されているヒメスイカズラ、絶滅危惧IA類のサクヤアカササゲ、絶滅危惧II類のハナコミカンボクが、きれいに咲いていました。また、アマミヒトツバハギ、ハマサオトメカズラ、イヌヤマモモソウ、キールンヤマノイモが、花や実を付けていました。それからやんばるへ向かいました。森へ入ってしばらく進むと、ボウラン(準絶滅危惧)が、まだいくつも花を付けていました。タカツルラン(絶滅危惧IA類)も、ちょうど満開状態で花を咲かせていました。そして、シラヒゲムヨウラン(準絶滅危惧)が開花しているのも見つかりました。いずれの花も、深い森の中で、人知れず、可憐な美しい花を咲かせていました。


ヒメスイカズラ                     キールンヤマノイモ


キールンヤマノイモ


アマミヒトツバハギ


アマミヒトツバハギ

   
ハマサオトメカズラ

    
イヌヤマモモソウ


サクヤアカササゲ


ハナコミカンボク


ツルナ

   
タカツルラン


タカツルラン



シラヒゲムヨウラン