やんばる通信

２０１０年６月２０日

　６月２０日も、やんばるの森へ行って来ました。この日もじめじめと蒸し暑く、案の定、リュウキュウアオヘビの大物が、６匹も姿を現しました。また、可愛らしいリュウキュウヤマガメの幼体にも出会いました。今日の目的の一つであった、ユウヅルエビネ（リュウキュウ）は、花を一輪咲かせているのが見つかりました。ツルランは、数本の蕾を付けたのが、あちらこちらで見つかりました。今年は、開花が遅れているようです。地際から生えているナンカクランにも出会いました。そして、シラヒゲムヨウランが数カ所で、６株ほど花を咲かせていました。また、クロツグが一斉に花を咲かせ、森の中は、甘い香りに包まれていました。
　林道沿いでは、コバノミヤマノボタン、チャボイナモリ、アオノクマタケランなどが、多くの花を咲かせていました。