やんばる通信

 

2010年6月19日

 6月19日、やんばるの森へ行って来ました。梅雨明け直後の森は、じめじめと蒸し暑く、今日は長いのが沢山いるはずだから気を付けましょうと言ったとたん、ヒメハブの大物が姿を現しました。その後、もう一匹、出会いました。リュウキュウヤマガメ、リュウキュウアカガエルにも出会いました。今日の目的の一つであった、ヒナノシャクジョウは、二カ所で、5株ほどが発生していました。ホンゴウソウも2本立ち上がっていました。シマイワカガミの谷間へ下りましたが、開花株はありませんでした。その谷間には、地生蘭であるはずのオナガエビネの大株が、なぜか木に登っていました。開花時期に見てみたいものです。また、ヒモランの大株もぶら下がっていました。
 林道沿いでは、コバノミヤマノボタン、チャボイナモリ、トキワカモメヅル、アオノクマタケランなどが花を咲かせていました。

 
ヒメハブ                        リュウキュウヤマガメ

 
リュウキュウアカガエル                   ヒモラン

   
ヒナノシャクジョウ

 
コバノミヤマノボタン                   トキワカモメヅル

   
木に登ったオナガエビネ                      ホンゴウソウ

 
シマイワカガミ                   チャボイナモリ