やんばる通信

 

2010年6月12日

 6月12日、やんばるの森へ行って来ました。前日の大雨洪水雷警報がうそのように、日が差すほどの好天に恵まれました。せっかくの好天なので、やんばるへ行く前に、海岸性の植物を撮影していくことにしました。絶滅危惧種に指定されているヒメスイカズラ、絶滅危惧IB類のヒメイヨカズラ、絶滅危惧IA類のサクヤアカササゲ、絶滅危惧II類のハナコミカンボクが、きれいに咲いていました。それからやんばるへ向かい、森へ入ってすぐ、あまり歓迎したくない、ヒメハブに出会いました。最近、森へ入る度に出会っているような気がします。しばらく進むと、ボウラン(準絶滅危惧)が、まだ沢山花を付けていました。タカツルラン(絶滅危惧IA類)も、まだ花を咲かせていました。そして、ホンゴウソウ(絶滅危惧IB類)とシラヒゲムヨウラン(準絶滅危惧)が開花しているのが見つかりました。
 以前撮影して、気になっていた林道沿いのヒメモダマ(希少種)は、多くの花を咲かせていました。


ヒメスイカズラ


ヒメイヨカズラ


ミツバノコマツナギ


サクヤアカササゲ


サクヤアカササゲ                     ソナレムグラ


キンバイザサ                      ヤンバルツルハッカ


ハナコミカンボク


フクマンギ


ハマセンナ


ボウラン


ボウラン                       ヒメハブ


タカツルラン


タカツルラン                      来年の芽


シラヒゲムヨウラン



シラヒゲムヨウラン

     
ホンゴウソウ


ヒメモダマ