2010年4月10日
4月10日、やんばるの森へ行って来ました。今回の目的は、開花時期のカクチョウランでしたが、林道沿いや道路沿いのかつての自生地は、跡形もなく盗掘されていました。誰がこんな事をしているのか、強い怒りを覚えました。近年、希少植物がやんばるから次々と消えつつあります。個人の利益のために、貴重な動植物がやんばるから消えてしまっても何も感じないのでしょうか。人目に付きにくい場所で、ようやくカクチョウランの開花に出会いました。森の中では、イシガキキヌランが咲き出していました。また、ヤツシロランの結実したのが沢山見つかりました。 渓流沿いでは、ヤクシマスミレが満開でした。斑入りのヒメタムラソウも見つかりました。 林道沿いでは、キンギンソウ、ユウコクラン、クワノハイチゴが、あちらこちらで咲き出していました。 |