やんばる通信

２００９年８月１５日

　８月１５日も、やんばるの森へ行って来ました。以前から気がかりだったシコウランは、花茎が５本出て、７つもの花がいいタイミングで開いていました。しかも、今朝開花したようで、きれいな状態で咲いていました。シコウランの株自体が近年は少なくなっているうえに、普通は高木に着生していることが多く、遙か１０ｍ位の高さに開花していて、望遠でも無理といった状態でした。それがここでは、目線に着生しているため、何度も通って、ようやく素晴らしい状態の花を撮影することが出来ました。皆、興奮のあまり、シャッターを押す指が震えているくらいでした。
　場所を変えて、別の森へ入りましたが、今回の目的の一つであるアコウネッタイランが数株、状態の良い花を咲かせていました。帰り際に立ち寄った湿地では、タヌキモが真っ黄色の花を咲かせて、鮮やかでした。